FXをやめた理由第1位とは?

株式会社RUNWAYSが行った、男女1000人を対象とした「FXをやめた理由や取引期間についての意識調査」によれば、FXの生涯収支は「負けている」が48.90%、「勝っている」が31.10%、「変わらない」が20.00%となったようで、どうやら約半数の人が「負けている」と回答しているようですよ。

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負けている」が48.90%

よく話に聞くのは、ほぼ9割が負けているとも言われるFX取引においては、ほとんどのFX投資家が原資回復ゲームを余儀なくされて、いずれ辞めてしまうということなのですが、現実は意外と異なるようですね。

ちなみにFX投資家の約7割が1年以内にFXをやめていたというデータもあり、なんと短い人だと1日〜数日でやめてしまった人もいるのだとか。

「儲かる」と聞いて手軽に飛びついたものの、基本的な用語や仕組みが分かりにくく、挫折してしまった人もいるのではないでしょうかね。

そしてその止めてしまった理由なのですが、当然のことながら、「損をした・元手を失ったから」ということのようで、その次に多かったのが「思ったほど上手く稼げないから」。

まぁ、こればっかりはわからなくもないですけど、ほんの少しかじった程度で儲かる仕組みなんてあるわけありませんから、ちょっとだけ辛抱が足りないのかもしれませんね。

素早い撤退というのも戦術ではありますが・・・。

ちなみに、FXを続けられている人の多くは、損益にかかわらず取引・情報収集・分析のサイクルを、ライフスタイルに上手に取り入れられているようで、継続の秘訣は、自分でルールを決めて取引をルーティーン化し、マイペースに続けることのようですよ。

それというのも「副業としてやっているから」「経済やお金の勉強になるから」など前向きな理由で続けている人も多いのだそうで「なんとなく・暇つぶし・遊び感覚だから」「資金がなくならないから」「マイペースでのんびりやっているから」など、気楽に取引を楽しんでいる人もいるのだとか。

これ、どんなことにも通用する「あるある」で、気軽なときには失敗しなけど、注意深く慎重になればなるほど、うまくいかないことって多いですよね。

まぁ、欲をかいてはいけないということでしょうね。

また、面白いことに「専業トレーダーなりたいですか?」という質問に対しては、「いいえ」と回答した人が圧倒的で76.20%となったようで、先ほどの継続できる理由と同じく、のめり込まないことが成功の道かもしれませんね。

つまるところ、FXを長く続けられるかどうかには個人差があり、資金やテクニックだけでなく、その人の性格・人生観・その時々のライフスタイルなどからも大きく影響を受けるようですよ。